京都から福井まで

こんにちは
毎回文章が長くなってしまい、なかなか旅行の話が進みませんが、最後まで頑張っって入力します。よろしくお願い致します。

いよいよ京都駅から先へ進みます。在来線で京都から先に行った事がないので、わくわくしました。大阪から京都駅の間は停車する駅が少なかったですが、京都駅から先は停車する駅が多くなりました。私は、電車は琵琶湖の横を通って、電車から琵琶湖が見えると思っていたのですが、なかなか琵琶湖が見えなくてがっかり。主人に「米原へ行く電車は琵琶湖から離れているのであまり見えない」と言われ、「大津で線路は米原がある東側と、西側に分岐して、西側の線路を湖西線といって、湖西線からだと琵琶湖がよく見える。サンダーバードは基本的に湖西線を通る」と教えてもらいました。車窓を眺めていると米原駅に着きました。米原駅から新幹線が見えます。主人はよく出張で、米原駅から岐阜や関ケ原、名古屋へ行く電車に乗り換えていたそうです。

米原駅で特急しらさぎに乗り換えます。在来線、新快速とお別れです。しらさぎは自由席に乗ります。自由席は2両だけでしたが、運よく2人掛けが空いていました。新快速よりも座席の座り心地がよくて、リクライニングで椅子を倒せば快適です。さすがは特急。さっきの新快速も楽しかったですが、特急の方が旅行気分がしますね。

主人が「敦賀の手前で線路は大きくループしている」「敦賀を出ると北陸トンネルという長いトンネルに入って、トンネルに入ると車内の温度が少し下がる」と教えてくれました。出張で何度も通った主人は沿線の事を色々教えてくれます。主人の言う通り、トンネルは長く、そして車内も少し涼しくなりました。昨日あまり眠れなかったのと、気分が落ち着いたのと、椅子の座り心地が良くて、私は少しうとうとしてしまいました。

ちょうどお昼時に福井駅に到着しました。福井の名物「ソースカツ丼」と「越前そば」を駅前のお店でいただきました。ソースカツ丼は思ったよりもあっさりとした味付けで、お蕎麦は大根おろしが乗っていて、どちらも美味しくいただきました。食べ終わると主人が「福井のお城は近代的だから見に行こう」と、福井城を見に行くことに。駅からすぐの所にお堀があって、お堀の橋の向こうに近代的な建物が。「まさかあれがお城?」とびっくりしている私に、主人は「天守閣は無くて、今は福井県庁が建っている」と笑っているではありませんか。私はまんんまと騙されてしまいました。駅に戻って、金沢行きの特急に乗車。食後で眠くなり、私は金沢駅まで眠ってしまいました。